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令和7年度 学術交流・発表会・就職・キャリア支援交流会が開催されました

令和7年度 学術交流・発表会・就職・キャリア支援交流会が開催されました

令和7(2025年)2月15日(土曜日)、埼玉県男女共同参画推進センターで、NPO法人JUアカデミー基金主催の「令和7年度学術交流会・総会」が開催されました。

午前の部:日本語での学術交流会・総会

午前の部には、各奨学生、会員、賛助会員、一般参加者、当基金の理事・監事、研究者など、合計20名が参加しました。

はじめに、理事長よりNPO法人JUアカデミー基金の概要説明があり、続いて、令和6年度の事業報告および収支決算報告、さらに令和7年度の事業計画と収支予算計画が発表されました。

その後、令和6年度奨学生の紹介が行われ、4名の奨学生による研究発表が行われました。各発表では、研究の背景や目的、方法、結果、そして今後の展望について、分かりやすく丁寧に説明され、参加者から多くの質問やコメントが寄せられるなど、活発な意見交換の場となりました。

また、会費担当理事より、これまでの会費の運用状況や今後の方針について詳しい説明が行われました。

奨学生による発表終了後には、令和6年度奨学生の修了式が行われ、4名の奨学生に対して修了証明書と記念品が授与されました。奨学生たちは、感謝の言葉を述べるとともに、今後の研究や日本社会への貢献に向けた抱負を語りました。

最後に、理事長より閉会の挨拶があり、その後、参加者による自由交流と全員での記念撮影が行われ、和やかな雰囲気のなかで午前の部は終了しました。

午後の部:学術発表会・就職・キャリア支援交流会

午後の部には、留学生、会員、招待講師、一般参加者、当基金の理事・監事など、多くの方々にご参加いただきました。

まず、理事長よりNPO法人JUアカデミー基金の紹介があり、続いて、研究者、就職アドバイザー、トップ企業に勤務する方々、各分野の専門家による講義が行われました。

講義では、登壇者それぞれの専門分野に基づく研究や実務経験、現在の就職情勢、就職活動の体験談、留学生としての注意点、日本の大学や研究機関の特徴、研究キャリアの築き方、進学や社会貢献の在り方など、幅広いテーマが取り上げられました。

さらに、入社に求められるビジョンや努力、就職活動での留意点、激しい競争の現実、必要とされる能力、待遇面の実態などが紹介され、単なる就職活動にとどまらず、「努力次第でキャリアは大きく広がる」という意識の重要性についても深く学ぶ機会となりました。

各講義は、具体的かつ実践的な内容で構成され、質疑応答も非常に活発に行われました。学生たちは、日本での就職活動に必要な知識を実践的に深めることができ、大変有意義な時間となりました。

また、専門家による講義や個別相談を通じて、大学ごとの特色、入学要件、奨学金制度、卒業後の進路などに関する具体的かつ親身な情報提供も行われ、多くの学生にとって実践的な交流の場となりました。

その後に行われた自由交流では、参加者が自身の関心に沿って、より深く講師と意見交換を行うことができ、実りある時間となりました。

このように、参加者は日本国内での就職事情や研究職としてのキャリア形成、トップ企業での働き方について具体的なアドバイスを得ることができ、多くの方から「非常に有意義だった」との声が寄せられました。

今回の学術交流会・総会および就職・キャリア支援交流会は、学術の発展と就職支援の両面において、非常に意義深いイベントとなりました。ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げますとともに、今後のさらなる発展を期待しております。